無電極照明(エコ太郎)

 
 
 

東日本大震災から4年の時が経ち、私たちの暮らしに対する意識は大きく変わりました。
 
節電・節水はもちろんのこと、モノを大事に長く使うことなど、『節約』することが当たり前になっています。 
無電極ランプは、その名の通り「電極を持たない照明」です。
省電力・長寿命・省資源化に優れた、環境負荷の極めて少ない安全な照明です。

 
 

エコ太郎 特徴01「明るい空間」

 
水銀ランプやLEDのように床を照らす光ではなく、壁や天井も物も照らして、空間を 隅々まで明るくする光です。
明るい職場でモチベーションも上がり、安全と生産性向上を提供します。
 
 

220Wセラミックメタルハライドランプ36灯

 

150Wプロライト36灯

(水銀灯の光を安定させるために、点灯後3時間以上が経過しています。)
 
演色性が高く明るいと言われるセラミックメタルハライドランプを使った空間よりも、圧倒的な明るさ感を感じる事ができると思います。
床の明るさは歴然ですが、左奥と中央奥の壁面の明るさは大きく改善されています。
光の重なり、天井・床・壁面を隅々まで照らし、 「明るさ感」を演出する事がプロライトの大きな特徴の1つです。
 
壁面の明るさについては、下記画像をご覧ください。隅々まで照らされていることがよく分かる画像です。
 
 
 

エコ太郎 特徴02「瞬間点灯」

エコ太郎は瞬時点灯、瞬時再点灯できるランプです。必要に応じて消灯できるので、常時点灯に比べて大幅に省エネできます。
また、24時間フル活動をする生産ラインがある工場では、万が一の人為的消灯のリスクを回避するため、厳重な電源管理に気を使わなければなりません。
瞬間再点灯のできるエコ太郎の導入で、生産効率ダウンのリスク回避をすることもできます。

エコ太郎 特徴03「長い設計寿命」

原理的に、点灯によって消耗するものがないエコ太郎は、 設計寿命6万時間とされています。1日10時間の点灯で、おおよそ16年も点灯します。
だから、ランプの交換費用が大幅に下がり、長く使うことで企業にも環境にもやさしいランプです。

エコ太郎 特徴04「発熱が少ない」

300℃を超える水銀ランプと比べて、エコ太郎は 高熱にならない(80℃程度)ので、熱による影響が灯具に及ぶことはなく耐用年数が長くなります。
また、笠に樹脂を使うこともできます。発熱が少ないので、空調への負荷が減り、この点でも省エネです。

エコ太郎 特徴05「交換費用ダウン」

ランプに一定の寿命はありません。半永久的に点灯するので、従来のランプの様に切れたランプを部分的に交換していく必要がなく、計画的に一斉交換ができるので、作業費用が高額な高所作業を一度に実施でき、交換費用の大幅な削除をすることができます。

(※ランプの寿命については、エコ太郎8つの特徴その3をご覧ください。)
 
 
 
高所作業車でのランプ交換作業には高額な費用がかかります。 計画的に一斉交換できるエコ太郎であれば、交換作業費用の大幅改善が見込めます。
また、通常業務にも大きく影響の出やすいランプの交換作業を減らしていくことは、目に見えない作業効率の改善にもつながります。

エコ太郎 特徴06「水銀含有量の少なさ」

2013年の水銀条約成立に向け、エコ太郎は、従来の6分の1の水銀含有量で、環境負荷が少なくより安心してご使用いただくことが可能です。
※使用年数で換算すると60分の1とも考えられます。
※水銀条約とは、国境を越えて広がる水銀汚染と健康被害を防ぐため、国連環境計画(UNEP)が水銀の輸出や含有製品の販売を原則として禁じる条約の事です。2013年秋に日本で開催されました。

エコ太郎 特徴07「質の高い光」

太陽光に近く、違和感のない 自然な色合いの光です。光源が大きく柔らかい光のエコ太郎は、まぶしさもちらつきもなく計測ルクス以上の明るさを演出します。
生鮮食品を販売するスーパーマーケットなどにも最適な照明です。一般的に、演色性が高いと人間の目には明るく感じる事ができ、照度が低くても演色性 が高いことで明るさをカバーすることができます。
光源が大きく、柔らかいエコ太郎の光は、人の目に優しくより明るく感じることのできる空間を演出します。
 
 

演色性が高いと食品の鮮度が高くおいしそうに見える

 

演色性が低いと赤味がなくなり鮮度が落ちた様に感じる

演色性と購買意欲に関する研究は多方面で進められていますが、演色性が高いことが高い購買意欲を生むことは周知の事実です。
生鮮食品を取扱うスーパーに加え、演色性が求められる車関連施設(カーディーラー、車の塗装工場等)にもおすすめ致します。
 
また、エコ太郎は紫外線が少ないのも特徴のひとつです。紫外線が少ないので、 製品等の変色や劣化が少なく、虫も集まりにくいランプです。

エコ太郎 特徴08「コンパクトで軽いつくり」

高級車にも使われている耐熱性の高い難燃性の樹脂を採用し、とても軽くできました。
また、設計を工夫して、メンテナンス性も向上しています。電気工事をする人、メンテナンスをする人にも優しい設計をすることで、総合的な費用削減に取り組んでいます。

エコ太郎 明るさ3つのポイント

1.空間光

水銀灯やLEDは床を照らして照度を稼ぐ照明です。光が広がるエコ太郎は、床だけでなく壁や天井も明るく照らし、1灯1灯の
光が重なり影ができにくく隅々まで明るい照明です。そのため、照度計では計測できない空間の明るさです。

2.演色性

エコ太郎は 細やかな色の違いがはっきり分かる太陽光に近い光です。
本来の自然の色がそのまま出ることを演色性が高いといいますが、演色性の高い照明は、同じ照度でも明るく感じる事がわかっています。
 

3.やさしい光

点光源に近い水銀灯やLEDでは、光量が大きければ大きいほど目を刺激し、瞳孔が閉じてしまいます。瞳孔が閉じてしまうと、
その空間を明るく感じる事ができません。大きなランプで面光源のエコ太郎は、 目にやさしく瞳孔が閉じるような事はありません。
 
 

セラミックメタルハライドランプ220W

 

エコ太郎150W

セラミックメタルハライドランプ・水銀灯・LEDは点光源なので、ランプを直接見るとエコ太郎に比べて眩しく感じます。
ここで注意するのは、眩しさと明る さが違うという事です。エコ太郎はやさしく柔らかい面光源なので、目を刺すような眩しさは感じませんが、瞳孔が閉じない分明るさ感を大きく感じることがで きます。